遊びは楽しい

遊びで元気

 遊びは楽しい 自然に抱かれ 夢中で遊ぶ 遊びファーム
遊びは楽し










楽 し い 遊 び  



  
1 屋外の遊び
2 グループでの遊び
3 小さい子供と一緒に





   1 屋外の遊び
  ふだん、外遊びの少なくなった現代の子供たちですが、自然の中では工夫次第で
  おもしろい遊びがいっぱいできます。山や海辺に落ちている自然の素材や地形を
  うまく利用して、自分達だけの遊びのフィールドを作ってみましょう。


   ◆ ぺんぺん草切り
   ◆ 杉玉鉄砲
   ◆ お面作り
   ◆ はがき作り
   ◆ 私の木
   ◆ 秘密基地
   ◆ ターザン遊び
   ◆ ネイチャークラフト
   ◆ ストーンペインティング
   




  ◆ ぺんぺん草切り


  まず、ぺんぺん草を切ってきます。でも、ぺんぺん草でなくても少々丈夫な草
  なら何でも良いでしょう。
  切ってきたぺんぺん草をお互いに交差するようにクロスして持ちます。そして、
  力を入れて引き合います。切れたら負け。それだけの単純な遊びです。


  単純な遊びだけに草の有る限りつづき、老若男女問わず誰でもできます。特に小さ
  い子供は夢中になって遊んでくれます。




  ◆ 杉玉鉄砲


  作るのも遊びの一部です。まず、材料:メダケ(芽竹・雌竹)直径5〜6mmのもの1本と
  自転車のスポーク(もしくは直径2mmの竹ヒゴ、メダケは節から3cmで切ったものと
  10cmで節のないものを用意します。


  節のある方に自転車のスポーク(もしくは竹ヒゴ)を差します。次に長い
  メダケをスポークに通します。次にスポークの長さを決めます。長いメダケ
  を差し込んだ状態で、スポークが4〜5mm短くなるようにします、これで完
  成です。たったこれだけで遊べます。


  遊び方は、杉の雄花(杉玉)を竹につめてスポークで送り込み、更に次の
  杉玉をつめてまたスポークで送り込みます。最初の杉玉が勢いよく、小気味
  のイイ音をたてて飛び出します。メダケは長いほど、勢いが増します。




  ◆ お面作り


  森で大きな木の葉を見つけたらお面を作って遊びましょう。フキの葉やほうの木
  の葉がちょうどいい大きさです。小枝やススキはお面のヒゲに。葉っばのお面
  をつけて森を歩けば、山の木に棲む精霊の気分になって遊ぶことができます。


  秋ならさまざまな色と形の木の葉を集めて、少し濡らして車のガラス窓に貼り
  付けてみましょう。センス次第でりっぱなアートになります。遊びの一つでいたずら
  なんかではありません。遊び心いっぱいのアートです。




  ◆ はがき作り


  ちょっと上質な遊びとして、はがきなんか作ってみましょう。形がよくてじょうぶな葉っばなら、
  その葉はそのままハガキになります。
  葉の裏に絵や文を書いて表に切手を貼れば、自然のティストいっぱいの山からの
  便りになります。


  葉っぱでも切手を貼ればちやんと配達してもらえます。知ってました?。




  ◆ 私の木


  自然の中で五感を最大限に発揮する遊びに「私の木」遊びがあります。
  まず、キャンプ場や森の中で1本の木を選んで2人1組のペアを作り、1人が
  目隠しをしてあらかじめ選んだ木に連れて行ってもらいます。


  その木に触って大きさや感触、周囲の音や香りをおぼえた後、30〜40mほど
  離れます。目隠しをとった後、自分の感覚だけをたよりに「私の木」を探す遊びです。


  森にいくらでもある木の1本1本に、それぞれ個性があることを実感させてく
  れる遊びです。




  ◆ 秘密基地


  少し長めの木の技を小屋の形に組み合わせて、葉っぱや草をかぶせれば森の
  秘密基地のできあがり。男の子の、心をくすぶる遊びです。


  テントの近くに作って子どもだけのセカンドハウスにしても喜びます。登りやすい木が
  あれば、木の上に作ってもおもしろいですよ。
  飽きることなく遊んでくれる事請け合いです。




  ◆ ターザン遊び


  木から垂れ下がるツルにぶら下がり、木から木へ飛び移ればターザン遊び。
  スリル満点の遊びですが、ツルの太さが充分でないと痛い目に合います。


  ツルのない場所でも遊べます。持参したロープを木に吊るすのもいいですし。ロープで
  ブランコも作れるし、ロープを木に巻き付ければ木登りも楽です。




  ◆ ネイチャークラフト


  あまり動きの少ない遊びになりますが、浜に流れ着いた流木や森の木の技はネイチヤー
  クラフトの材料です。枝にはさまざまな太さと形があり、見れば見るほど創造力を刺激されます。


  素材の形を活かすのがポイントで、動物や昆虫の形に技を組み合わせたり、
  額や椅子などのインテリアグッズを作ったり。遊びに終わらず枝を切ったり削ったり
  して、ナイフの使い方にもなじめます。


  ツルもネイチヤークラフトの格好の材料。ツルを重ねて、さらに細めのツルで
  固めればバスケットの出来上がり。

  遊びがキャンプの夕食のテーブルですぐに活躍しそうです。


  樹木に巻き付いたツルはその樹木を殺してしまうこともあるため、ツルを採る
  のは森のためにもなります。遊びが森を元気にするのです。




  ◆ ストーンペインティング


  河原や海辺の遊びとして、そこにある石はストーンペインティングの素材になります。
  無数に転がる石は一つとして同じ形同じ大きさのものはありません。拾った石をじっと
  見つめていると、それが飛行機に見えたり象に見えたり、あるいはかわいいリスに見えたり
  してくるから楽しいです。


  その石の形を活かして絵を書いて遊びましょう。失敗しても材料には事欠かない
  ですから、うまくできたら家でペーパーウェイトに使えますね。





  2 グループでの遊び

グループでお手軽にできるマスゲームを載せてみました。一緒に声を出して
身体が触れあうようなゲームは、こころをほぐす良い薬です。
家族でも楽しめるゲームもありますので、参考にしてください。


   ◆ フーセンバスケット
   ◆ 名探偵間違い探し
   ◆ 天の橋立ゲーム
   ◆ みかんとハチマキ
   ◆ 座頭市ゲーム
   ◆ ものぐさゲーム
   ◆ 風船つぶし
   ◆ きつねの罠
   ◆ ご指令風船
   ◆ 背中たたき
   ◆ ピーピピ
   ◆ コインリレー






  ◆ フーセンバスケット


【使うもの】 風船2個、ヒモをつけたザル2個。
 遊びかた
 紅白2チームに分かれます。最初のプレーヤーは、ヒモのついたザルを頭に乗せ
あごのところでヒモで結びます。 「スタート」 の合図で、両チームの選手は
足元に置いた風船のボールをけり上げて、自分の頭の上のザルのゴールに
風船を入れるというゲームです。
 時間は1分間くらいが良いでしょう。勝敗の決め方は、時間内に風船が入ったら
元に戻してスタートする。ということを繰り返し、入れた回数の多いほうが勝ち。
続いて2番手の選手も同じように競争し、全部が終わったところで、勝った選手の多い
チームが優勝。
 または、一人ずつ勝負を決めず全員の総得点を出して勝負を決めても良いでしょう。




  ◆ 名探偵間違い探し


【使うもの】 特に決まっていませんが、小道具を使ってもいいでしょう。 
 遊びかた
 5〜6人のメンバーが適当な間隔で前へ出て一列に並びます。名探偵がひとり
みんなと向きあいます。
 「スタート」の合図で、メンバーのひとりひとりは思い思いのポーズをとります。
 たとえば、ひとりは上を向いて天を仰ぐ、ひとりはアカンベーをする、ひとりは、スプーンを
くわえる。といった具合です。
 探偵はそのポーズを2分間で覚え、審判の合図で後ろを向きます。その間にすべての
メンバーは、前のポーズと違うポーズをとります。さあ、何カ所の間違いを見つけられる
でしょうか。チーム対抗でやると盛り上がりますよ。




   ◆ 天の橋立ゲーム


【使うもの】 ピンポン玉数個。空き缶、グラス、弁当箱などを数個。ピンポン玉が
入るものなら何でもいいです。
 遊びかた 
 股の聞からピンポン玉を投げ、グラスや空き缶に入れるゲームです。
 まず、投げるラインから2〜3メートル離して、空き缶やグラスなどをなるべくバラバラに
置きます。
 スタートラインに後ろ向きに立った人は、そのまま前に身をかがめ、自分の股の聞から
ピンポン玉を決められた個数だけ投げます。
 遠くに置いたものや、お皿のようにピンポン玉の入りにくいものを高得点にするなど、
難易度によって点数を決めておくと、いっそう盛り上がります。




   ◆ みかんとハチマキ


【使うもの】 ハチマキ、またはタオル2本。ミカン2個。
 遊びかた
 まず、ミカンとはち巻きを前に置いて、2人が向かいあって座ります。審判の「スタート」
の合図で、お互いが素早く頭の上にミカンをのせ、次にできるだけ急いではち巻きを
締めます。はち巻きをするときに、ミカンに触れたら反則です。
 はち巻きをきちんと締めたら、生麦生米生卵などの早口言葉を言ったり、「1234…
…10」と数字を数えたりします。早く数え終わったほうが勝ちです。
 カウントが終わる前にミカンが落ちてしまったら、最初からの再スタートとなります。




   ◆ 座頭市ゲーム


【使うもの】 目隠し用と手で持つタオル計3本。新聞紙を丸めて作った剣2本。
 遊びかた 
 たとえば、畳1枚分の長方形の枠内をリングとしましょう。対戦者は、畳のリング内に
それぞれ目隠しをして立ち、片手で新聞紙の剣を持ち、もう片方の手はお互いにタオルの
両端を持ちあいます。
 審判の「始め」 の合図で、相手の面のみを狙います。3本先に面をとったほうの勝ち。
 また、時間を1分、2分と決めておき、本数を競っても良いです。
 相手にぶつかったり、押し倒したり、リング外に出た場合や、タオルを離してししまった
場合などの反則行為も決めておきましょう。 審判は公正なジャッジをしましょう。




   ◆ ものぐさゲーム


【使うもの】 ストロー2本と週刊誌2冊。
 遊びかた
 その名のとおり、とても、ものぐさなゲームでが人により素早くできる人と、グズな人との
差が出るゲームです。2人だけの対戦でも、チームのリレー対戦でもかまいませんが、
チーム対抗の場合はストローが人数分必要となります。
 まず、テーブルの上に週刊誌を置き、1ページ目を開いておきます。 次に、審判の
「スタート」 の合図で、ストローで吸って、1枚ずつページをめくっていきます。
 決められたページ数を早くめくったはうが勝ちです。
 また、リレー方式なら、次の人が同じようにストローで吸って、めくったページを戻します。




   ◆ 風船つぶし


【使うもの】 ヒモに風船を3個つけたもの2本。
 遊びかた
 選手の数は1チーム数名(5〜8名)、紅白両チームは向かいあったライン上に
分かれます。両チームは、風船を腰にぶら下げて逃げる「鬼」 の役を1人決めます。
 鬼になった人は、風船のついたヒモをしっかり腰に結んで、味方と一緒にライン上に
立ちます。 審判の「スタート」 の合図で、両チームの選手は、相手チームの鬼を
追いつめ、1人1個ずつ、早く3個割ったチームの勝ちとします。鬼の風船を1個割った人は
退場しましょう。風船を手で押さえたり、鬼が動けないようにヒモを踏みつけたりするのは
反則です。それと、前もって鬼が動ける範囲を決めておきましょう。




   ◆ きつねの罠
 

【使うもの】 長いヒモ。お菓子くだものなど。
 遊びかた
 ヒモで作った輪に素早く手を通して、締められないうちに向こう側にあるお菓子などを
取るゲームです。
 まず、ヒモをゆるく結んで大きめの輪を作り、ヒモの両端を一人ずつ持って2人が
座ります。お盆にお菓子などをのせて、ヒモの正面に置いておきます。
 挑戦者は輪に手を通して締められないうちにお菓子を取ります。ヒモを持つ人は、
挑戦者がお菓子を取れないように輪を締めます。
 挑戦者は、いかにしてヒモを持つ人の注意力をそらすか、または、だますかがポイントに
なってきます。




   ◆ ご指令風船


【使うもの】 風船1個。
 遊びかた
 まず、風船を持った1人を中心に、適当に間をあけて輪を作ります。
 中央で風船を持った人は、風船をできるだけ高く打ち上げ、打ち上げながら次の人を
指名します。
 指名された人は、風船が空中に漂っている間に、風船の下まで駆け込み、再び
できるだけ高く風船を打ち上げます。打ち上げると同時に、また別の人を指名します。
 こうして次々と指名された人が風船を打ち上げて、打てなかった人は失格してしまいます。
 そして、最後まで残った人が優勝です。
 人数が減ったり、2人の対決になったりしたときは、フェイントの風船を打ち上げたり
さまざまなイジワルも考えてみましょう。




   ◆ 背中たたき


【使うもの】 ハンカチかタオル1枚。
 遊びかた
 全員が両手を背中にまわして、丸く輪を作って並びます。みんなは歌でも歌いながら
カニのように横ばいにグルグル回り、その外側にジャンケンで負けた鬼がハンカチを
持って走ります。
 次に鬼は、誰にもわからないように、そのうちの1人の背中に回した手にハンカチを
つかませ自分は輪に入ります。
 鬼が輪に入ったら、ハンカチを渡された人は、そしらぬ顔で隣の進行方向側の人の背中を
叩きます。今度は叩かれた人が鬼となって、ハンカチを持って輪の外を回ります。
けれども、背中を叩かれる前に、輪から出てひと回り逃げられれば、鬼にはなりません。
ハンカチを渡された人が鬼ですから鬼に追いかけられ、途中で叩かれてしまえば
鬼になります。




   ◆ ピーピピ


【使うもの】 笛1個。
 遊びかた
 笛の音を聞いたら、すぐに身体を左右に回すゲームです。
 紅白2チームに分かれ、両チームは審判の方を向いて2列に並びます。
 審判は笛を1回鳴らしたときは右へ90度、2回鳴らしたときは左へ90度、3回鳴らした
ときは180度回転する、というようなルールにします。
 その他にも、1回鳴ったら右手を上げる、2度は左足を上げる、3度は左手と右足を
同時に上げるといった、さまざまなバリエーションもありますので、いろいろと取り混ぜて
楽しめます。
 はじめはゆっくり、しだいに速いテンポにしていき、間違った人から抜けていき、大勢が
残った方のチーム或いは個人の勝利です。笛がなければ、拍手でもできます。




   ◆ コインリレー


【使うもの】 硬貨2枚。
 遊びかた
 紅白2チームに分かれ、出場者は手の甲から別の人の手の甲へ、硬貨をのせてリレーを
していくゲームです。
 紅白両チームは横一列に並び、審判の「ヨーイ」の合図で、最初の人は右手の甲に
硬貨をのせます。次に、幹事の 「スタート」 の合図で、隣の人の手の甲に硬貨を移し
順にリレーをしていきます。
 折返し点である最後の人は、受け取った甲から、自分の別の手の甲に移し、それを
もと来た方向に送り返します。
 早く先頭に戻ったチームの勝ちです。硬貨を落としたら自分で拾わず、別の人にのせて
もらいます。 硬貨を何回か落としたら負け、というルールも作っておきましょう。







 3 小さい子供と一緒に
小さな子どもと一緒にできるゲームを紹介しています。ご存じの方も多いでしょうが、初めての方は新鮮な気持ちで、過去に経験のある方は懐かしく思い出してプレイしてみませんか。ゲーム機とは違って、充実感が味わえると思いますよ。

 
   ◆ しっぽとり
   ◆ ストロー吹き矢
   ◆ バスケットごっこ
   ◆ ペットガラガラ
   ◆ 階段じゃんけん
   ◆ 鬼ごっこ
   ◆ 缶けり
   
   
   
   



   ◆ しっぽとり


【使うもの】 やわらかいひも
 遊びかた
 ひもを1本用意し、ズボンやスカートの腰の部分にはさんで、しっぽのように垂らします(ひもはかんたんに抜けやすいようにはさみます。) 親子交代で鬼になり追いかけてしっぽをとります。
 また、お互いが腰にしっぽをつけ、しっぽを取られないように逃げながら相手のしっぽをとるという遊び方もあります。




    ストロー吹き矢


【使うもの】 太いストローと細いストローを1本ずつ
 遊びかた
  普通の曲がるストロー(太いストロー)を曲げてセロテープなどで止めます。もう一つの細いストローに太いストローをかぶせて吹いて飛ばします。
 紙でつくった 的や、紙コップなどを置いてねらってみましょう。的をつくらずに、ストローを飛ばすだけでも十分おもしろいで すよ。




   ◆ バスケットごっこ


【使うもの】
 大人が洗濯かごなどを高い位置で持って、バスケットゴールになります。そこに子どもがピーチボールなどのような軽いボールを投げ入れて遊びます。




   ◆ ペットガラガラ


【使うもの】 使い終わったペットボトルとビー玉
 遊びかた
 使い終わったペットボトルを半分に切り取り、底のある方を底から3cmくらいの所で切ります。そして中にビー玉を入れ、注ぎ口のある方と底の部分をセロテープで止めます。次に、セロハンテープで注ぎ口をとめてください。これで完成。  ガラガラとまわして遊びましょう。
 いろんな、きれいでカラフルなビー玉を使ったり、ビー玉 の数を増やしたりして遊ぶと楽しいですよ。




   ◆ 階段じゃんけん


【使うもの】道具はいりません
 遊びかた
  昔からあるとっても簡単な遊びで 普通、階段で遊びます。
 まず、階段の一番下でみんなでじゃんけんをします。
 パーの人はパイといいながら2つ階段を上がります。
 グーの人はグリコといいながら、3つ階段を上がります。
 チョキの人はチョコレートといいいながら、6つ階段を上がることができます。
 そして一番早く、階段の上までたどりついた人の勝ちです。何人で遊んでも楽しい遊びです。




   ◆ 鬼ごっこ


【使うもの】道具はいりません
 遊びかた
  とってもポピュラーな遊びで、みなさんご存じの方がほとんどでしょうが・・・・・・
1 まず最初に1人の(親ともいう)と残りのに分かれます。(人数が多い時は鬼を増やします。)最初の鬼はじゃんけんなどで決めます。
2 スタートと同時に、子は一斉に鬼から遠く離れて逃げます。
3 鬼は一定時間その場にとどまり、声を出して数字を1〜10くらいまで数え、その後、子を追いかけます。 (逃げる範囲は「この公園の中」など決めておきましょう。)
4 鬼は子の体の一部分に触れると子を捕まえることができます。捕まった子は新たに鬼となり、捕まえた鬼は新たに子になります。これを繰り返してあそびます。
5 違ったルール
 ・「増え鬼」 子を捕まえても鬼は子にはならず、鬼が増えていく、というやり方もあります。 これは一般に増え鬼と呼ばれています。増え鬼の場合は一番最初にタッチされた人が次のゲームの鬼になります。
 ・「ボール鬼」 遠距離から捕まえることが可能なのがボール鬼 鬼はボールを持ち、子に向けて投げます。当たった子は鬼になりボールを拾い子を追いかけます。鬼は子になり鬼から逃げます。 このルールだと、足の遅い子どもが鬼ばっかり、と、いうことはなくなるかもしれません。


6 鬼ごっこのゲーム終わりは特に決められていませんが、疲れたり、飽きたり、夕方遅くなったりと、いろいろですね。




   ◆ 缶けり


【使うもの】 空き缶(コーヒー飲料のスチール缶が丈夫でいい)
 遊びかた

 缶けりは、かくれんぼに鬼ごっこの要素を加えて、また、独自のルールを付け加えたりしたもので鬼と子の心理的なかけひきのある洗練されたゲームです。
@ まず、ゲームを行うエリアと空き缶を置く位置を決めます。
A そして子が空き缶を自分たちの逃げる方向とは逆の方向に思いっきり蹴って逃げます。
B それを鬼が空き缶を置く位置に立ててから隠れている人を探します。
C 鬼が隠れている子を見つけて、空き缶を蹴られる前に「○○さん見つけた」と言って、空き缶に足を置きます。それを繰り返しながら、全員を捕まえます。
D しかし、子はスキを見て、鬼に捕まる前に缶を蹴ります。缶を蹴られたら、捕まっていた子たちは、一斉に逃げて隠れ、ゲームの最初に戻ってしまいます。


ゲームのポイント
・鬼は、缶を蹴られないように注意しつつ、隠れた人を探し出さないといけません。
かくれんぼの場合、隠れている人はじっとひそんで見つからないようにする単に受動的な動きしかありませんが、缶けりの場合は缶を蹴るという能動的、攻撃的な要素が重要です。守りつつそして攻める、その駆け引きがスリルをかきたたせます。

 蹴る側の戦略
@ 一般に、缶からできるだけ近い場所に陣取ってひたすら隠れて、鬼がしびれを切らして缶から少しでも離れたら、スキをねらって缶を蹴りに行きます。 逆に、鬼がその心理を利用して、捜すと見せかけておいて缶の近くに隠れ、子がしびれを切らして出てきた所をすかさず缶を踏む、だましのテクニックもあります。

A まだ捕まっていないものが多ければ、いろんな方向から多数でいっせいに缶に突進し、全員の名前を呼ばれる前に誰かが蹴る。という人海戦術的な攻撃もありますが、これはやりすぎると喧嘩になる恐れがありますから、ほどほどにしないといけません。

B 服や、段ボールなどで顔を隠し、鬼が蹴りに来た人を誰か分からないようにして缶を蹴る攻撃もありますが、やはり道徳的にはその日は1回、笑いをとるくらいでやめておくべきでしょう。

C 捕まっていない者同士が服を取り替えて、顔を隠しながら缶に突進して、混乱させる戦法もありますが、これも数回程度にしておいた方がよいでしょう。

D 捕まった人が隠れている人の位置を分かっている場合に全く関係ない場所や反対方向などを見たり、合図を送るふりなどをして、鬼を何もない方向に注意をそらす作戦もあります。ただ、あまり多用すると見破られるようになるので、いろんなサインを決めておけば、わかりにくくなって有効でしょう。


 このゲームはプレイヤー全員が名前と顔を覚えていないと遊べないので、面識がない者同士だとやりにくいですが、一緒に遊ぶことで、名前を覚えて友人の輪が広がることでしょう。




  この先増殖工事中です。
   ◆

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